『ME AND MY GIRL』星組・博多座公演 暁千星ビル初日を観劇

宝塚

星組・博多座公演『ME AND MY GIRL』(ミーマイ)

暁千星さん(ありちゃん)ビル初日を観劇しました。

ジョン卿は水美舞斗さん(マイティー)です。

ミーマイは天海祐希さんの退団公演(1995年) と

龍真咲さんビル(2013年) を観ています。

(何故あまり観ていないのかという話は、別で語れるときがあれば・・)

龍さんビルの時はありちゃんも月組配属になったばかりの頃

先祖の役とかで出ていたとおっしゃっておられましたね。(ナウオンより)

私にとっても10年振りのミーマイですが、博多までいそいそと遠征してまいりました!

誠実でピュアな男の子 暁千星ビル

ビルって沢山のガールフレンドと付き合った経験がある男の子ではなく

初めての「女の子」がサリー(舞空瞳さん)なので、

ピュアで一途なんですよね。

(女の子との経験が多い男の子がピュアではないという意味ではありませんが・・😅)

心打たれた場面はたくさんありますが、見どころ!と思う場面をいくつか記したいと思います。

見どころ1『あなたは私に夢を見させる』

『YOU WOULD IF YOU COULD』

ジャッキー(極美慎さん)がビルを誘惑するナンバー

ソファーでのアレです😆

ビルは美貌とすらりとしたスタイルのジャッキーにあの手この手(脚)🤣で誘われ

ドキッとしたり、体が若干反応しながらも

「駄目だよ」

「無理だってばぁ」

と頑張って拒否る。

(クッションをポンポンする演出はいらないと思うのですが・・?😓)

ビルはジャッキーの掌の上で転がされている感じ。

サリーが好きだから

「こんなこと、考えるだけでもいけないんだ!」と。

純情であたふたした表情が超可愛いです💙

見どころ2『ランベス・ウォーク』

『THE LAMBETH WALK』

ビルは、サリーが突拍子もないことをやってのけても誤解しない。

コレって凄いことだなと思います。

サリーがどうしてそうした行動をしたのかを

とっさに考えられる男の子。

「僕がこのお屋敷に似合わないことを、サリーが証明してくれた。

だから僕はランベスに帰るよ」(大意)

ビルの表情から、誠実な潔白さ みたいなものが

すごく伝わってきて泣きました。

・・・・このシーンで泣いたのは初めて

初日はそれまで若干硬かったビルですが

『ランベス・ウォーク』で水を得た魚になっていました。

客席の手拍子を味方にし、活き活きと歌い踊っているビルに胸熱。

ありちゃんにとって、

ミュージカルナンバーとは

一回りも二回りも大きくなれるもの

なのかな?と感じました。

見どころ3『街灯によりかかって』

『LEANING ON A LAMP POST』

サリーに会えないビルがサリーを想って歌うナンバー。

途中の幻想の場面で

サリーに会い、束の間の幸せを感じて踊ったあと

振り向くと彼女の姿はもうない。

探し回っても彼女はいない。

それでも

♪僕は彼女を待つ 待つのさ

と歌うビルのけなげさに切なくなり、また泣く(二度目)

見どころ4 フィナーレナンバーのデュエットダンス

『一度ハートを失くしたら ONCE YOU LOSE YOUR HEART』

フィナーレのデュエットダンスです。

マイティー&舞空瞳さん(なこちゃん)バージョンのお衣装は

薄いピンク色でした。(初日映像より)

ありちゃん&なこちゃんバージョンのお衣装は

限りなく水色に近い薄いペパーミントグリーンのような色でした。

男役さんのお衣装は注視していなかったので、

何がどう違うのかはわからないのですが、

なこちゃんのドレスはデザインやモチーフが違っていました。

博多座は大階段の段数がそこそこあるのが良いですね。

初日映像で数えたところ、18段ありました。

大階段センターに主役2人が並び、スポットライトが当たると

大劇場にいるような錯覚をおこします。

一緒にいるのが娘役トップのなこちゃん。

一瞬ですが、2人見つめ合ってクスっと笑うのですよ。

なんじゃこりゃーっ!

ロミジュリの天国ですか?!

と錯覚します(笑)

最後には、お辞儀してハケルじゃないですか。

そのハケ方が堂々としていて、まるでトップさんのようでね・・✨

*星組には、礼真琴さん(こっちゃん)という素敵なトップさんがいらっしゃいます。

 私も2011年8月20日から、こっちゃんの魅力にハマっており、

 こっちゃん大大大好きです🩵 念のため。

 なぜ日にちが・・という話はまた別の機会に。

ほんのひと時、夢を見させてもらったような・・

幸福感のあるデュエダンでした。

なこちゃん、相手役をありがとう💙

暁千星に思うこと

ありちゃんビルは一貫して、誠実でピュアな男の子でした。

「僕の女の子」を想う一途さに

心が震えたシーンがいくつもありました。

ありちゃんのお芝居は丁寧で、しかも、

以前より表情が豊かになったように思います。

芝居の月組で培ってきたものが

星組パッションと融合され、

いい感じに表出され始めてきたのかな?

まだ正式な本公演の2番手経験もないうちから

大きな責任を引き受けたり、

さまざまなことがありました。

プレッシャーに潰されることなく

一気に駆け上がっているような・・

ライオンが崖を駆け登っているような・・

そういう力強さをヒシヒシと感じます✨✨

ありちゃん語りで長くなってしまいました。

他の出演者のインプレッションはまた別に・・

書けたら書きたいと思います😅

・・ジャスパー卿大好き💙(笑)

 

 

〈10月26日更新 ↓〉

水美舞斗ビル・ジョン卿役替わり・その他のお気に入りについてはコチラ

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